業務フロー図を作成するツールは複数ある。
中にはExcelやPowerPointで作成している人もいるかもしれない。
しかし、今回はCACOOでの作成をする意味を考えたい。
実は、それほど業務フローを作成してきたわけではない。
そして、それほど業務フローを必要としているわけではない。
ニーズに中に業務フローがあったから作成しただけだ。
業務フローを作成する意味。
そして、業務フローをCACOOで作成する意味について考えたい。
まず、何のために業務フローを作成するのか。
それは、業務の流れを視覚化させるためである。
問題は自分の頭の中で流れを掴んでおくだけではない。
答えは視覚化にある。
人は思っている程、映像で流れを理解できない。
と言うのも、イメージと言うのは即途切れるのだ。
眠りに付くときや夢で置き換えるとわかりやすい。
イメージが切り替わっていくだろう。
それと同じことが脳の中でも起こっているのではないかと思う。
仕事と言っても、四六時中同じイメージを持って働いているわけではない。
常に切り替わる。
そのため、色々な情報が頭の中で錯誤するのだ。
しかし、仕事は単純作業の繰り返しであり、その作業に想像性は要らない。
もちろん、その単純作業を作る上では想像性が必要になってくる。
しかし、大半の作業は繰り返しの作業でありマニュアル通りを求められるものだ。
そのため、仕事の大半はマニュアルによって進んでいると解釈した方がいい。
この時、業務フローがなかったらどうなるか。
わけがわからなくなる。
特に、Webの仕事では情報が多い。
あれもできるし、これもできる。
頭の中の想像はいつでも切り替わる態勢ができている。
すると、それに合わせてやることを作ってしまう。
となるとどうなるか。
答えは脱線する。
もちろん、やるべきことがない場合はそれでもいいだろう。
しかし、やることが目の前にあるにも関わらず脱線してしまったらどうか。
やることが前に進まないのである。
そのため、やることを頭に定着させるためにも業務フローが必要なのだ。
ではなぜ、CACOOがいいのだろうか。
理由は簡単、わかりやすいからだ。
図として「わかりやすいのだ」
問題は業務フローを作ることでも、作り方を学ぶことでもない。
書き方を学ぶことでも、意味を知るだけのことでもない。
実際の作業を先に進めることが答えになる。
その時、ぱっと見てわかりにくかったら、「んっ」てなる。
「んっ」てなる業務フローだと、理解するのに「んー」ってなる。
その時間は限りなく無駄で勿体無い。
CACOOでは、アイコンを活用することができる。
人のアイコンは特にわかりやすのではないかと思う。
色分けもできるし、線も簡単に引ける。
と言うわけで今回はCACOOの紹介だったわけだ。
中には紙で書いている人もいるかもしれない。
それはそれでいいが、書いた物を無くさないように気を付けよう。
また、ExcelやPowerPointも同じだ。
どこにファイルがあるのかわからなくなる。
こうなると、今後は探すのに時間がかかってしまう。