コンテンツマーケティング

2015年11月2日月曜日

コンテンツマーケティングの全貌




コンテンツマーケティングとは何か。

コンテンツマーケティングは、コンテンツのマーケティング。
と言うことは、コンテンツは何か、マーケティングとは何か。
それらを明らかにする所から始まる



コンテンツとは何か。

コンテンツとは媒体のこと


マーケティングとは何か

マーケティングとは顧客視点で商品、サービスを開発すること。


コンテンツマーケティングとは

顧客視点で商品、サービス、コンテンツを開発すること。


コンテンツマーケティングのやることは何か

顧客視点で商品、サービス、コンテンツを開発するために必要なこと


BtoCのコンテンツマーケティングとは何か

1人の顧客視点の商品、サービス、コンテンツを開発すること


例文

まず、1人の顧客が存在する所から始まる。この顧客の問題をあなたは解決する。この顧客の視点で問題を解決するためには、その顧客に応じた視点の問題解決の仕方を定める必要がある。この1人の顧客の視点で問題解決の仕方を定めて進めることで、問題解決の速度は上がる。

例えば、その顧客の問題が「恋人を作ること」だとする。これは、実際の事例だ。恋人を作るためには手順がある。1 出会う 2 アドレス交換 3 メール 4 食事 5 デート 6 告白 である。しかし、その顧客の経験、友人数、持物に応じて、進め方が変わってくるのは明白であろう。

仮に、異性と全く話をしたことがなかったり、おしゃれな服を持っていなかったりする時には、徐々に話すことができるようにしたり、服装を選んだりする所から始める必要がある。この時、いきなり出会いの場への参加を促し、参加したとしても、何もできないで時間が過ぎてしまう。

そのため、まずは、その1人の顧客に必要な洋服だったり、一緒に買物に付き合う時間だったり、と言う時間が必要不可欠になってくる。理由は、自分に合った服を1人で選ぶことができるとは限らないからである。そして、全く見当違いの服を選んでくることもある。

そう、出会いの場に促すよりも、白のシャツの購入の方が先だったり、服屋に付きそう時間の方が先立ったりするのだ。この順序を間違えると、上手くいかない。そして、1人の顧客視点で商品、サービス、コンテンツを選択するとき、必ずしもあなたの開発した商品、サービス、コンテンツが優先順位の1位ではない。

そのため、あなたは、1人の顧客目線で(自分にとって最も良い商品、サービス、コンテンツはどれか)ということを考えないといけない。それが服屋にある白いシャツなら、その白いシャツが顧客にとっての最も良い商品になる。この場合、あなたの役割はその白いシャツを代わりに探すサービスになる。

サービスとコンテンツの違いは、主に、その場で教えることができなかったり、口頭のみでは進行がスムーズにならなかったりした時に、有形的な補助となる言語や動作がコンテンツとして割り振られる。つまり、1日24時間、365日、どこでもいっしょの場合は、特別、紙やWebに言語動作を残す必要はほぼない。

それでもほぼ無いと言うのは、テキスト、図、動画の方が口頭よりも理解しやすことがあるためだ。話したり、動いたりしてわかりやすく説明できれは良いに越したことはないが、その説明の場所が混み合っていたり、狭かったりする場合は、それが実現しないこともある。

要するに、複雑すぎて簡単にイメージを共有できないと感じた時に、それを実現する補助としての役割がコンテンツに課せられている使命みたいなものだ。そして、顧客は一度、教えたことも忘れる。そのため、再度、確認できるようにするためにも、また言うのが手間なので、コンテンツで気付けるようにするのだ。

コンテンツは間接的に文字や動きを理解できるものへ伝えられる手段と言うことになる。そのため、それが不可能な場合は、直接、言葉や動作で理解できるように教えないとならない。コンテンツマーケティングとは、所謂、間接的に文字や動きを理解できるものへ発信しているということを再確認することは大事だ。

ここで1つの疑問なのだが、大抵の人なら間接的に文字や動きを理解することができると思われる。しかし、本当にそうだろうが、実際は、見ているだけかもしれない。つまり、理解をするためには、聴くのと同様に、読めないといけない。聴いたり、読めない者を対象にコンテンツマーケティングは役割を果たさない。

世の中、見ているけど、読めていない。聞いているけど聴けていないと言う人は多い。そして、今、コンテンツマーケティングが直面するのは、読めるけど見るだけ、聴けるけど聴くだけの意識しかWebには持てないと言う層の問題だ。つまり、Webページに対する信頼性がまだ十分にできあがっていない。

その理由の1つに顔や名前が見えないWebページと言うのが多いことが上げられる。(すごいな)と思う職業を見た時とは一体どんな時だろうか。わかりやすく言えば、プロのスポーツ選手。その中でも、特に上手い選手。その人の顔と名前は一致する。理由は、何度も見る機会が増え、動画で声を聞くからだ。

やがて、プレースタイルに目をみはるようになるし、インタビューがあれば、聴くようになる。つまり、Webページのコンテンツの信頼性は、現実の生業の成果によって上がってくる。それも、飛び抜けた技術を持ち、成果を上げていなければいけないのだ。

あなたの技術がもっとも高い時、Webのユーザーはあなたのコンテンツを歓迎する。読みたい、聴きたいと言う。ブログを読みたい、YOUTUBEで声を聴きたいと言う展開になってくるのだ。そのような人たちが、やがて、間接的な接点ではなく、直接的な接点を持ちたいと気持ちになる。

そして、訪問したり、メッセージを入れたりする行動に移すのだ。また、すでにあなたから直接のアドバイスを得ている人は、その速度を早めようとして、あなたの勧める商品、あなたの産むサービス、あなたの作るコンテンツに目を向けたり、耳を傾けながら行動に移す。

顧客は自分が問題を解決するためには一筋縄ではいかないと感じている。そのためには、ありとあらゆる経験や知識が必要だと言うことを実感している。まだ持ち得ない商品、使用してないサービス、確認してないコンテンツがあることを知っているのだ。

あなたは、顧客視点で手に入れなければならない商品を教え、活用しなければならないサービスを伝え、知らないといけないコンテンツを気づかせないといけない。コンテンツは単に商品やサービスだけを伝達するものではなく、コンテンツも伝達しないといけない。

コンテンツマーケティングとは従来からあったのだ。しかし、Webが登場してきて、全国、全世界にコンテンツを簡単に届けることができるようになったため、ようやく世界に向けて媒体が追いつき、コンテンツマーケティングと言う言葉が普及したのだ。

そのため、コンテンツマーケティングとは、単に、Webコンテンツマーケティングのみを指すのではなく、文書やTV番組も含めた総称と言うことになる。ただ、今コンテンツマーケティングが=Webコンテンツのマーケティングみたいな感じになっているのは、単にWebが新しいからである。

新しいものに意識が向くと、ほんの少しの間、昔のものに意識が向かなくなる。新しいものを理解し始めるとようやく、昔のものとの繋がりが見えてくる。実際、従来のものは機能しないわけではなく、現代の問題解決に必要なものはまだまだ数多くある。それに気付かせ、再発掘できるようになるにも新しさが必要になる。

今はまだ、Webの新しさに意識が向かっている状態だと感じる。しかし、できるなら、早急にWebの媒体の実態や種類などを理解して、従来の媒体にも再度目を向けられるようになることが大事だ。顧客がどのようなものを必要としているのかの応えが、一番新しいものとは限らないからだ。